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2015年07月08日健康コラム

MCI=軽度認知障害

6月にこっそりと歳を重ねました(嘆息)。けっして他人事ではないこのテーマに、今回は触れてみようと思います。

MCIは認知症と診断される前段階で、以前と比べて認知機能が低下している状態をいいます。この状態を何もせずに放置していると、3~4年後には半数以上が認知症に進行するといわれています。しかし自分自身や周囲が気付いて、脳(特に前頭葉)に適切な刺激を与えるなどの対策をとれば、認知症の発症を予防できる可能性があります。

MCIの兆候のひとつに「もの忘れ がありますが、年齢相応に起こる生理的なものと、やがて認知症につながっていくものとの判別が難しいところです。めやすは、「朝食に何を食べたか思い出せない 」「午後3時の約束を忘れてしまった 」などのようなものが前者で、「食べたこと自体を忘れてしまう 」「約束したこと自体を忘れてしまう 」などのようなものが後者となります。その他の兆候として無関心・無感動などもありますが、当サロンにご来店いただいて健康や美容に対して前向きな気持ちでいる皆さんはきっとOKでは?(笑)と思っています。

さて、発症を予防するためには脳のコントロールタワーである前頭葉の活性化が重要になるわけですが、そのために「エピソード記憶力 」「計画力(思考力) 」「注意分割力 の脳トレーニングが有効です。

身近な方法として、日記を書く習慣をつけて「いつ、どこで、何をした」という「エピソード記憶力」を鍛えたり、楽しい旅行の企画(「この名所をまわった後に、このおみやげ店に寄り、その次にここのレストランで昼食・・・」という具合)を立てて実行に移すことで「計画力(思考力)」を培ったり、2つの料理を同時に作ることで「注意分割力」を養うなどが一例として挙げられます。

常々嫁さんから「そんな大きな図体で呆けられたら面倒を見れない」と言われています。「ごもっとも・・・。」母親に気を配るのはもちろんですが、自分自身も今のうちから少しずつ脳トレーニングを心掛けてみようと思います。

★認知症予防のための脳トレーニング ()(((2015/8/12配信)はこちら 
 
 

 
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