2025年01月02日健康コラム

骨活のススメ②／骨量の減少

骨には、骨からカルシウムを溶出して古い骨を壊す破骨細胞と、溶け出た分を補うために体内に貯蔵したカルシウムを骨に付着させる骨芽細胞があり、骨吸収と骨形成を繰り返し、絶えず新陳代謝が行われています。

成長期には骨吸収量より骨形成量の方が多く、骨量は増加していきますが、成人期以降に骨量は徐々に減り始めます。

男性は50代より生涯を通じて徐々に骨量が減少するのに対し、女性は閉経による女性ホルモンの急激な低下により、約10年にわたり急速に骨量が減少する傾向にあります。女性ホルモンのバランスが乱れることによって、骨形成よりも骨吸収の働きが上回ってしまうためと考えられています。

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